かまくらげんき動物病院 副院長 Dr.まなのペットホリスティックエッセンス

かまくらげんき動物病院 副院長 相澤まな先生のペットの楽しいお話満載!

かまくらげんき動物病院 副院長 相澤まな先生が専門のペットのホリスティックケアやペットマッサージなどの話題を、柔らかな女性の目線で綴る、ワンちゃん猫ちゃんの、楽しくためになるお話がいっぱいです!

春に向けての養生

皆様こんにちは。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

1月15日には小正月を迎え、鏡餅を餡子にからめたものをいただきました。
邪気をはらい一年の無病息災をあらためて願いました。

大正月の忙しさが過ぎてホッとしている間もなく
1月18日は土用入りです。年に四回ある土用で夏の土用は有名ですが各土用も見過ごせません。
立春、立夏、立秋、立冬の前18日間を土用と呼びます。
土用が過ぎれば2月4日の立春で春なのですが、要注意しなければならない期間なのが
季節の変わり目である土用なのです。
過去にいつ頃風邪ひいたか思い出してみると、大抵今時分です。
私もそういえば喉が痛いです。。。
乾燥が激しく寒さもあり、一気に風邪が体内に侵入しやすい日々ですのでどうぞご自愛ください。

養生チェック

ご自身の下腹部、足首、指先を触ってみてください。
冷えていませんか?
靴下を履いていても案外冷えていますので
重ねばきや、レッグウォーマーをおすすめします。

わんちゃんねこちゃんの足先に触ってみてください
ぬくぬくしてますか?
もし冷たいなと思ったらご自身の手で足先を優しく包み込んでもみもみマッサージをしてあげてください。
わんちゃんねこちゃんの下腹部を触ってみてください。
冷たくないですか?
もし冷えていたら胃腸の働きが弱まってしまうので下腹部を温灸やホットタオルなどで
もしくは、飼い主さんの温かい手のひらで温めてください。
すぐに温まらなくても毎日おこなってくださいね。

台湾で見つけた温灸のセット人用
一般的に売られているものです。
温暖な気候の台湾で温灸?と思われるかもしれませんが、
台湾の方は体を冷やさないように普通に気を使っているように感じました。









動物養生訓絵葉書

みなさまこんにちは
当院ではこの時期、絵葉書をお配りし始めます。今年は動物養生訓絵葉書です。
 ぜひお手にとって、ポストカードとして、小さいポスターとしてご活用いただけたら嬉しいです。
こちらがその絵葉書です。
日々気をとめていただきたいなという内容になっております。

歯磨き
歯磨きは、毎日行うことで歯の健康の保持になります。動物にとって歯は、食べるため即ち生きていくために大事な組織です。
人は、赤ちゃんの時から歯磨きをするように
わんちゃん猫ちゃんのも赤ちゃんの時からできるといいですね。
でも、何より大事なのは毎日歯磨きすることです。

百会の温灸
温灸は火を棒灸につけて行うものですので難しい場合もあるかと思いますが腰を温めることは良いことです。
歳をとっていなくても、腰痛がなくても冬場は特に行っていただきたいです。
火を使うのが心配な場合はカイロや温タオルやホットパックの類で代用できます。

気をとりこむ
今の時期は晴れて空気が澄んでいると富士山がものすごくきれいに見えますね。
そうゆう時はとてもいい気分になり、いい気分になると生活や仕事がはかどります。
動物たちも、、富士山が観たい!!と言っているかもしれませんのでお散歩で富士山が見えたらぜひご一緒に!

腹八分目
うちのプードルのイタズラ部長が以前ドッグフード食べ放題を勝手にした時、
腹一杯になっても食べるのをやめませんでした。
胃のキャパシティー以上でした。
ですので
腹八分目ぜひ心がけたいものです。

食養生
季節のエネルギーの豊富な旬のものをいただいてください。
これからの季節のおすすめ
鹿肉、ブロッコリー、黒胡麻

腰をいたわる
私ごとですが去年椎間板疾患からと思われる足の痺れに悩まされた時期がありました。
腰が痛い時は正しい姿勢をしていると痛みも和らぐため
日々気をつけるのですが症状が良くなると悪い姿勢で過ごしたりしてしまいます。
体は本当は悲鳴を上げているんだろうなとそうゆう時わかります。

わんちゃん猫ちゃんは耐えきれなくなって飼い主さんに訴えてきます。
ですのでぜひいたわりの気持ちを意識していただきたいと思います。

以上簡単ですが本趣旨を書かせていただきました。
日々養生に活用していただき元気で楽しい生活のお役に立てたら幸いです




秋の土用 要注意です

みなさまこんにちは
朝晩が冷え込む時期になりました。季節は秋から冬へ日々向かっており、
ちょうど季節の移り変わっていく時期を土用といいます。夏の土用丑の日の鰻が有名ですが1年に4回、土用はあります。
それゆえ、この土用の時期は体調管理に特に気をつける時期として覚えていていただけたらと思います。
それを裏付けるかのように10月20日過ぎあたりから、体の痛み、麻痺、膀胱炎など寒さが悪化要因となる症状を呈する子が増え始めました。急に冷え込み、寒暖差があるためと考えます。また風邪をひきやすくなってもいます。私も、普段気をつけてはいるものの、秋の乾燥した空気が心地よくてついついのど鼻の粘膜環境のケアを怠りがちになってしまいます。ウイルスは乾燥した状態で感染が容易になりますから加湿はとても大切です。ただちょっと前まではジメジメして洗濯物も乾きずらかった気候を考えると乾燥した季節が大変嬉しく感じてしまうのです。。。しかし、秋は乾燥が良くも悪くもキーワードとなります。そして、この時期は寒さが急にやってきますし、体が冬に向かっている調整期間です。調整期間を体調をみながら過ごしていただきたいと思います。

日々のケアをご紹介します。
飼い主さんの風邪予防にもどうぞ!ゾクっときたら、頸部を温めてくださいね。

簡単小豆カイロ
小豆を耐熱容器に入れてレンジで温めガーゼや、布に包み、首の後ろ、背骨に沿って、臍周りなど温めましょう。軽く押し当てる要領です。温度が熱くなりすぎぬよう、飼い主さんの肌で温度を感じてからおこなってください。小豆には適度な水分が含まれているため温かさがすぐには逃げません。またジワッとした温かさを与えることができ、気持ちがいいですよ。わんちゃん猫ちゃんの体表面積に応じて小豆の量を調節することができる利点があります。


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